稽古の目的

 流祖久盛以来五百年近くにわたり歴代の師範が伝承してきた数百に及ぶ型や口伝を学ぶ事を 稽古と云う。竹内流古武道は、戦国時代の戦場での格闘技術である小具足腰之廻と人を殺さず に捕える捕手術が特徴である。この稽古によって流儀の技と心が会得が出来るのである。各種 の武器の用法と素手無刀で対処できる護身の術を会得し、稽古を通して共に人格の向上をはか り心身の練磨を行い、加えて日本の伝統的な精神文化を学び豊かな心を得る事を目的とする。