一、師範兄弟子の教えに従う事
一、上下和し道場の興隆と武道の発展に尽す事
一、自流他流によらず一切批判論評せぬ事
一、他流仕合は固く禁止の事、伝授の技を猥りに他人に見せ私闘等に用いぬ事
一、稽古は力を尽し余念を惜しまず継続し、休む場合は届け出る事
一、己の油断から稽古中に怪我等でたとえ一命を失うと雖も一切意義申さぬ事
一、道場の清掃火之用心武具の手入れ怠らぬ事
一、稽古着は柔道着に袴を着用し、清潔にする事
一、稽古出会いの砌は兄弟子より帳付の順に順を乱さず整列し神前に礼拝の事
一、真剣の使用は師範の許可を得る事、使用と保管には細心の注意を払う事
一、授かった免状は大切にし額に入れて適当な場所に掲げる事
一、武道修行は生涯の道と自覚を持ち、常に門人の誇りを失う間敷事
以 上